育児に奮闘24時 イクメンレオ

長男が産まれ、無知のまま育てていたら、二人目も授かり、身動きの取れなくなった妻に代わりすべてを任されたイクメンの育児記録。出産の準備から、産後のケアまで。しかも海外って

妊娠中の妻 39度を超える熱をだす 胎児は

三日前から二人目を妊娠している妻が高熱を出しています。

熱だけではなく、なんと嘔吐、下痢まで。しかもかなりひどい状態です。

 

妊娠中に風邪をひく

さかのぼること2週間前。

妻が風邪をひき、微熱と身体のだるさから二日ほどずっとベッドで寝ていました。

この時はまだ大丈夫で、長男のご飯を作れるほど動ける状態でした。そして、次にうつったのはわたくし、夫。

 

私の熱は、38度をちょっと超えるぐらいでした。しかし、体がだるくなかなか思うように体が動かせない状態でした。

それでも、3日ほどで回復しましたが、咳が今もあります。

 

妊娠中の妻が動けなくなる

そして問題の4日前のことです。ようやく二人とも元気になりかけていた時の朝。

妻が起きられない様子。

妻が言うには、お腹が張りまくっていて、かなりいたいと言います。

さらに第二子のお腹の赤ちゃんも動きまくっていてお腹が痛いぐらい。そして、かなり下の方まで下りてきている状態でした。

この時は二人ともかなり心配しました。もしかして、もう出てくるんじゃないかと。まだ6ヶ月目ですよ。

 

少し時間がたち、落ち着いてきたかなと言っていたら、なんだか体がだるく熱っぽいと言いはじめ、体温測ってみると、なんと38度。これはまずいことになりました。おでこにひえぴた張って、氷枕おいてとりあえず休めと言いましたが、妻はしんどくて寝られない状態。

 

その日は午前中、お腹のひどい張りと午後からの熱で一日中、横になっていました。

この時はまた、一週間前みたいに休めば治るだろうと思っていましたが、事件はその夜起きました。

 

長男が寝て、自分達も寝ようかと寝に入ったとき、妻がトイレからなかなか出てきません。そして、ようやく出てきて、状態を聞いてみると、すごい下痢だったそうです。この時もかなり心配になりました。

 

下痢による流産はないらしいのですが、あまりにも下痢がひどく長引く場合は、子宮が収縮してお腹が張りやすくなるため、流産、早産の可能性が高くなります。直接の原因にはならなくても、良くないのはわかりました。

しかし、薬を飲むのを妻は頑なにいやがり、子供の為を思って一切飲みませんでした。

 

更にその後、トイレにまたいったかと思うと、あのひどいつわりを思い出すかのような嘔吐。吐くのが苦手な妻もその時は思いっきり吐いていました。

その時は吐いてすっきりしたようで、体温も37.6度まで下がりました。

 

39度に急騰

しかし、またまた事件は起こります。

なんとその日の夜は、ほとんどトイレにこもり、嘔吐、下痢の繰り返し。

そして、熱がなんと39度まで上がりました。

これはよろしくない状態です。時は夜中の2時ごろ。

救急車を呼ぼうかと言いましたが、動けないし、行きたくないと言われ、何とももどかしい状態に。氷枕を二つ使い、頭、わきの間に入れ冷やしました。

 

妊娠中の高熱による胎児への影響は

妊婦さんの熱は40度を超えるひどいものでなければ特に問題ないようです。でも39度40度は普通の人間だったらかなりしんどいし、危ないですよね。

 

お腹の中の羊水は母親の体温よりも高く、胎児に影響がないわけではないようで、いつもより暑い中になってしまうため、胎児の心拍数も上がっていくようです。

確かにおなかの赤ちゃんの動きがかなり激しく動き回っていました。負担もかかるようなので、医者に行った方がいいですが、お医者さんへ行けば薬、他の病気の感染と行けばいいものではないので難しいですね。

 

とりあえずその晩は何とか妻は耐え、朝を迎えました。すると朝になると急に汗をかき始め、体温も38.6度まで下がりました。それまでは体温が高いのにもかかわらず、なんと汗をほとんどかいてなかったのです。

しかし、相変わらず嘔吐、下痢がひどく、過酷だったつわりのように吐き、水もジュースもすべて吐いて、そして下痢は水のように出ていたそうです。

 

その日の晩、友人が、それは危ないからもう救急へいこうと行ってくれました。

しかし、妻は熱も下がってきたし、病院へ行くのは嫌だとまた頑なに断り、吐くときのおなかや背中の力のいれかたや、下痢の時の状態によってはまだ6ヶ月の小さな胎児は流産するかもよ!と言われてもいきませんでした。

 

友人が帰ってからさすがに私も怒りました。このままずるずる引きずるよりも、病院にいって点滴等受けたら早くよくなるのにと。

でも本人が行きたくないと言い張っているので、仕方なくその晩も様子をみました。

 

そして三日目の朝。

熱が何と37度まで下がりました。汗もだらだらかくようになり、大分楽になってきたようです。嘔吐もだいぶ落ち着き、下痢は続いていますが、お腹の違和感はなくなってきたようでした。

 

とにかく、赤ちゃんがお腹にいるので、そればかり心配しました。母体の温度が40度近くまで上がりましたが、赤ちゃんはお腹のなかで動いていて本当に良かったです。

また咳もあり、お腹が張る原因が増えましたが、三日たって少し落ち着き本当によかったです。

 

妊婦さんが風邪をひいたりすると、おなかの赤ちゃんに影響がないかを一番心配すると思います。高熱による後遺症はないかとか。さらに嘔吐や下痢が合わさってくると、全身の筋肉をつかうことになるので、流産、早産にも注意が必要です。

でも、病院に行けば他の病気の感染原因にもなるし、動くのもしんどいので行くのに迷いますが、なんとか病院にいって、点滴だけでもすれば体の調子は劇的に変わると思います。

 

本当に何もなくよくなってよかった。