育児に奮闘24時 イクメンレオ

長男が産まれ、無知のまま育てていたら、二人目も授かり、身動きの取れなくなった妻に代わりすべてを任されたイクメンの育児記録。出産の準備から、産後のケアまで。しかも海外って

100日のお祝い お食い初め

地方によって呼び名が違うようで、この100日のお祝いを「歯固め」と呼んだり、「食べ始め」とかいろいろあります。

 

正直私は子供が生まれるまで、この習慣は全く知りませんでした。

子供のお祝いで知っていたのは、七五三くらいです。情けない。

 

そもそも100日のお祝いってなんなんでしょう。

100日のお祝いとは、生後100日ぐらいに乳歯が生え始めます。

そして、その子が一生食べるものに困らないように、祝い善を用意し、食べさせる真似をする儀式の事です。

 

この善の内容もだいたい決まっており、頭つきの魚、(めでたいが良いかと)、赤飯、香の物(お漬物系)、煮物、お吸い物が基本です。

善の内容も意味があり、吸う力が強くなるようにお吸い物とか、タコの酢の物で多幸とか、そういった意味合いがあるものが多いです。

お正月のおせちと一緒ですね。

 

歯が丈夫なようにと、歯固めの石をかませるところもあるようですが、私の実家ではもちを焼いて、歯固めとしておりました。正月にもこの歯固めのもちは食べます。

 

他にも、私の家では代々伝えられている、錦の羽織を着て、着てと言うよりも赤ちゃんの上に羽織るだけですが、お宮参りすることになっています。

 

そこで、長男もちょっと早かったですが、この100日のお参りはしませんでしたが、形として、羽織をはおって写真だけ撮りました。

 

日本ではないのでなんだかよくわからないうちに終わってしまいましたが、本来なら御膳を用意して、一通りすませて、両家の両親も一緒に食べませんか、みたいなことを後からしたかったと思いました。

 

この100日に似たものが海外にもあって、スプーンをプレゼントするようです。

長男君も銀の匙とまではいきませんでしたが、ステンレスのスプーン、木のスプーン、プラのスプーンと、なぜか三種類ものスプーンをプレゼントでもらいました。

 

そのおかげか現在では、1歳半のくせに、お嫁ちゃんよりも多くのごはんを食べるという食べっぷり。お腹がパンパンなので心配なってます。

 

でもこのようなイベント私もやってくれているらしいのですが、当たり前ですが、全く記憶にない。子供にとっては親の満足なんじゃないかと、ほんのちょっとだけ伝統に反発してみるのでした。