乳児のあたまがぺこぺこしてる 大泉門
乳児の頭にはまだ骨によって保護されていない部分があります。
大泉門といいます。
この大泉門はかなり柔らかく、ペコペコしてます。
心臓の脈と同時にドクンドクンと打っています。
私は長男がうまれるまで、頭がい骨が産まれる時に開いているなんてしりませんでした。開いていると言ったらなんだか誤解されそうですが、頭部すべてが骨によって保護されているわけでなく、大泉門と小泉門が頭部の前と後ろにあり、分娩の時に頭の骨が重なり合って、狭い産道を通り抜けてくるそうです。
その時に必要なもので、1歳6か月から2歳ぐらいまでには閉じるようです。
この部分かなり柔らかく、触るとふにふにして恐ろしいです。
ぶつけたりするのもよくないと聞きますし、あまり触ってもいけないみたい。
当然その皮のむこうは脳があるから大事ですよね。
そこで思い出したのが、乳児とは全く関係ないことですが、大人の頭蓋骨にあなを開ける行為。
トレパネーションと言います。
頭部穿孔と呼ぶらしく、なんと頭蓋骨に穴をあけることで、中世ヨーロッパでは頭痛や精神病の治療の一環としてやっていたらしいですが、医学的根拠はないそうです。
前、マンガでもこのトレパネーションを題材にしたものがあったのですが、ホムンクルスやスプリガンというもの。
頭がい骨に穴をあけることで、脳の圧力を解放する。本来人間の持った能力を数パーセント上げるという考えを持った施術者がいたそうで、まさにシックスセンスですね。
赤ちゃんはよく誰もいないはずの場所で誰かと話をしてたり、笑ってたりするので、もしかして能力が解放されていて、シックスセンスを発揮してるんじゃないかと、なんだかオカルト的なことをふと思ってしまいました。
ただトレパネーションの啓蒙活動を行っている団体もあり、完全に闇の話ではないようです。
ちなみに日本他、多くの国ではこの手術は違法とされているようです。
あと脳の圧力は一定に保たれているようで、得に変化はないそうです。
まぁ個人的にやる人はいないでしょうけど。
なんだかよくわからない話になってしまいました・・・。