自傷行為 愛情が足りないのか 接し方が悪いのか
最近の長男の自傷行為が激しくなってきました。
長男が自傷行為をするようになったのは、まだ1歳半ぐらいの時からです。
この自傷行為は見ていて本当にかなしくなります。
父親失格というか、なんでこうなってしまったんだろうととても落ち込みます。
自傷行為は愛情不足と聞いて、抱きしめたり、一緒にいる時間を増やしたり、遊ぶ時間、話をする時間をふやしても、なかなかやめようとしません。
もしかして、自閉症なんじゃないかと考えたりもします。
自傷行為とは
自分の身体を傷つける行為のことを言います。
リストカット、爪を噛む、頭や体を自分で殴る、髪の毛を抜くなど、自殺まではいかないにしろ、自分自身を傷つける行為をします。
自傷行為が始まるのは、1歳児からでもよくいます。
自分で自分をたたいたり、頭を壁などにぶつけたりします。
自傷行為は愛情不足
自傷行為をする理由は、自分をかまってほしいと思う要因もあるようです。
さらに、こういった行為をする子は、自閉症の疑いもあります。
自分の欲求が通らないと、不満の矛先が他でもなく、自分にもどしてしまいます。
例えば、三輪車などに乗っている時、通りたい道が通れなかったり、三輪車がひっかかってうまく進めないときなどに、自傷行為がはじまったりします。
なぜ自傷行為をするかというと、両親との関わり合いが少なかったり、接し方が間違っていたり、自分の意思表示がうまくできず、パニックを起こしたりします。
これが、自傷行為に現れてくるものです。
子供側は親の愛情が足りないと感じていて、その思いを両親に伝えたいけど、どう伝えたらいいかわからない。そういったときに自傷行為に走ってしまい、そのことで、自分に対して気をひいてもらえるように、自傷行為をします。
自傷行為は自閉症?
もう一つの原因に、自閉症があります。
自閉症とは生まれつき脳の発達が未熟なもので、3歳以前にその症状が現れて、一生続くというものです。
自閉症は、漢字から見ると、自分の殻に閉じこもってしまうように見えます。
しかし、他人であっても、突然話しかけたりします。
人見知りがなくて、良い感じがしますが、人との間の関係を理解できないことにあります。
人見知りがすくないことや、お母さんの後ろを追いかけることがあまりないなどがあります。
コミュニケーション能力が劣っている。同じ言葉を繰り返したり、相手の言うべき言葉を自分が言ったりと、話すことができるようになっても、ずれてきます。
いつもの行動ができない時にパニックになる。
例えば散歩にいくと、いつもの道を通ります。でも、ある日いつとは違う道をいったりするだけで、パニックになり、自傷行為をしはじめるといったことがあります。
しかし、その行為がはじまったから、自閉症だと決めつけることが難しく、他の要因も含めて様子をみたほうがいいそうです。
言葉がうまく話せないから、なかなか自分の気持ちをうまく伝えられなかったりするので、3歳過ぎたころに判断するようです。
長男の自傷行為
最近の長男君は普通に歩けるようにもなり、ごはんもよく食べ、本を読んだり、おもちゃであそんだり、散歩によくいったりします。
しかし、何か気に入らないことがあると、自分の手で頭をたたいたり、頭を壁や床にガンガンぶつけて、痛さで泣いたりします。
それを見ていて本当に痛そうで、悲しくなるのですが、恐らく愛情不足なんだと思いました。
家ではスマホを持っていることが多く、育児中でも余裕があればスマホで何か見ています。
一緒に遊ぶときも、まだまだ話せないと思い、会話をするというか、話しかけることが極端にすくないとかんじました。
だから、恐らく愛情不足なんだと思います。
このことを知ってから、自傷行為の時はだっこしたり、抱きしめてあげて、落ち着かせてから、やってはいけないと伝えることにしました。
頭を壁などにぶつける行為があまりにもいたそうで、頭に何かあったらという心配から、慌てて駆け寄って止めていましたが、こういうことをすれば、自分の事をかまってもらえるお勘違いすることもあり、上手な制止を心がけています。
子供は心配事が本当に絶えないのだと思いました。
でも、何があっても自分達の子供なので、もっともっと深い愛情をもって接してあげようと誓いました。