へその緒を切って お腹の上にドン
なんだか恐ろしいようなタイトルですが、まさにそんな感じです。
へその緒
自分のへその緒を母親が大事にしまっていてくれて、見たことがある人もいると思いますが、あれ真っ黒でよくわかんないですよね。
私も子供のころ、母親に箱に入った自分のへその緒を見せてもらったことがありましたが、特に何の感情も抱かなかったような気がする・・。
でも、親にとってみたら、自分の子供のへその緒はなんだか大切なものなんです。
私も子供が生まれてから感じたことですが、初めて髪の毛を切った毛を、なんとなく記念にとってあったりもしますが、そのうちなくなっていくでしょう。
さて、このへその緒。人間が産まれる時には必ずついているものです。
へその緒は母親の胎内にいる時は、母親から胎盤から栄養をもらいます。
母親のおへそとつながっているわけではないんですね。
そして、胎児からは老廃物などが通っていくのです。大事なものなんですね。
へその緒は5,60cmの長さらしいのですが、これが胎児の首に巻きついてしまったり、赤ちゃんよりも先に出てきてしまうということもあります。
しかし、首の巻きついてしまっても、窒息などのことはないようで、特に問題はないそうです。
へその緒をチョッキン
長男も次男も巻き付けによる問題はありませんでした。
へその緒を切る時も、赤ちゃんが出てきて、長男の場合は助産師さんが赤ちゃんをもって、先生がチョッキンと。
次男はずぼっとでてきて、妻のお腹の上にドンッと乗せられ、ハサミでこれまたチョッキン。
次男が出てきた直ぐに泣くものだと思っていましたが、5秒ぐらいたってからオギャーと泣いて安心しました。
ただ、長男の時は全く泣きませんでしたが。
始めて泣いたのは、体をきれいにしてもらって、いきなりの予防接種でないていたようです。
へその緒のケア
へその緒は産まれてすぐにハサミで切りますが、お腹のところをギリギリに切るものではなく、3,4cmのところできり、クリップでとめられます。
ですから、産後はまだへその緒が付いたままなんですね。
日本だと1週間ほど病院にいるので、看護師さんがすべて教えてくれますし、やってくれるのでいいですが、こちらは1日で家に帰されるので、おへその消毒も自分達でやらなければいけません。
70%のアルコールを綿棒、ガーゼにつけて、おへその周りを消毒します。
なんだかかなり痛そうですが、赤ちゃんはなにも感じないそうです。
でも、しっかりと消毒しないと、うんだり、血が出たりします。
長男の場合はお風呂上りにだけ消毒して、特に問題もなく、2週間ほどで、ポロっと落ちましたが、次男の場合は少しうみました。
次男君のへその緒は1週間で落ちました。しかし、きれいに取れなくて、なんだか黄色いものがあり、ぐじゅぐじゅしていました。
風呂上りに消毒していましたが、そのぐじゅぐじゅがひどくなって、次の日のお風呂の時には血が出ていました。
これはかなり心配でした。
へその緒は乾燥していき、黒くなって落ちるのですが、おへその部分が膿んだりしていると、病気に感染している可能性があるので注意が必要です。
グジュグジュ膿んだり、においがしたりしたら、見てもらったほうが良いです。
出血に関しては、だらだら流れて止まらない時はすぐに病院へ行った方がいいです。
ただ、ちょっとの出血はよくあることで、特に問題はないそうです。
次男君のおへそは黄色の物がついていましたし、同時に出血もありましたが、血はすぐに止まり、かさぶたになりました。
黄色い膿みのようなものも、次の日には大分落ち着いて、おむつの交換時も消毒をして、おむつがおへそに当たらないように、おってつけました。
そのうちにかさぶたもとれ、4日後には大分きれいになりました。
あとでべその心配ですが、赤ちゃんは皆最初はでべそや陥没しているようで、長男君も次男君も生まれた時、へその緒が取れた時はデベソでした。
でも、時がたつにつれ、少しずつ中に治まっていき、きれいなおへそになりました。
へその緒なんて出産を経験してみないと、全くかかわりがないので、全然しりませんでした。
妻は長男の時はちゃんと、とれたへその緒を箱に入れてしまったはずなのに、なぜか次男のときは、取れた時、これ捨てる?と聞いてきて、次男すまんと私から謝りました。
一応とってありますが、1週間たってもまだタンスのダンボールでできた仕切りの上に、無造作に置いてあります。
次男スマン。