新生児のうんちの色 真っ黒
赤ちゃんの便の話なんですが、産まれたての赤ちゃんもうんちをします。
しかし、大人のようなものではなく、なんと初めてのうんちは真っ黒なんです。
子育てした方はご存じだとおもいますが、本当に真っ黒のうんちがでます。
まっくろなうんち 胎便
赤ちゃんが母親のお腹の中にいるときは、羊水の中で浮かんでいます。赤ちゃんはその羊水を飲んでいますので、それが、便となってでてきます。それが、真っ黒な色をしています。
特に問題はなく、3,4日で黒いうんちはでなくなります。
まっしろなうんち うすいベージュ 胆汁0
人間のうんちは色がついていますよね。食べ物にもよることもありますが、だいたい茶色っぽいようなかんじ。ただ、便の色は胆汁が混ざるから色がつくそうです。
胆汁の役割は簡単にいうと脂肪を分解、吸収することです。十二指腸で食物と混ざり、栄養の吸収を助けるというものです。
そんな胆汁が混ざることなくうんちが出てくると、白い便になります。下痢が続いたりすると、胆汁の排出が追いつかずに、色がつかない場合もあります。
ただ赤ちゃんの場合、うんちはかなり柔らかい、もしくは水っぽいので、区別がつきません。だから、しろっぽいうんちや、うすい色したうんちはおむつをもって病院でみてもらったほうがいいかもしれません。
胆汁の道、胆管がふさがってしまう、胆道閉鎖症という病気があります。
胆汁が出なくなってしまうんですが、肝臓の中に胆汁がでずにいると、皮膚や白目に黄疸がでます。
黄疸がなかなかひかなかったり、おしっこが濃い黄色していたり、肝臓がなんだか堅い感じがしたらすぐに病院に行ったほうが良いです。
胆汁性の肝硬変になってしまいます。
種類は違いますが、ウイルス性のB型、C型肝炎、お酒をガンガン飲んでなる、あの肝硬変です。
肝硬変になってしまうと、もう治りません。恐ろしいですね。
アルコールは禁止され、食事制限もしなければいけません。
なんだか、かなり脱線してしまいましたたが、最悪の状況になる前に診てもらったほうが良いです。
あかいうんち 血がまざる
大腸、小腸で出血していると、赤いうんちがでるそうです。
ウイルス性が原因の場合や、他にも腸重積という、腸が重なってしまっている場合もあるので注意です。
まっくろいうんち 胎便とは違うもの
産後すぐのうんちは羊水のためにくろいうんちがでますが、それとはまた違う真っ黒のうんちがあります。
腸などの原因は赤いですが、胃などが原因の場合、赤ではなく、黒くなります。
原因はストレスからの胃腸炎によって、胃の粘膜に潰瘍できるもの。赤ちゃんもストレスを感じます。
なんだかこういうのを知ってしまうと、子供達を怒れなくなるというか、好きなように遊ばせてあげたいし、やりたい、いきたいことどうぞどうぞってしてあげたくなる。
あかちゃんのうんちは健康状態をしるための大事なおしらせです。
うちの子もよくうんちをみて、健康だと安心できました。
ただ、胃潰瘍や肝硬変など、大人の病気のような感覚がありましたが、お医者さんや知り合いの看護師さんなど、勉強させてもらうと、大人子供関係なく病気はあり、まだまだ子供だから大丈夫、と思っていると大変なことになります。
ですから、大げさにみられるかもしれませんが、大事な自分達の子供なので、なんだかおかしいなと感じたら相談や、病院でみてもらうのがいいですね。
最近の長男の便は大人同様くっさいです。