第一子出産 陣痛の始まりをつげる
そう、その時は突然やってくるものです。
その日、早朝5時に妻がなんだか血が出ていると不安げに私を起こしました。
これがおしるしというものでした。
これはまさかと思いながら陣痛らしきものは無く、とりあえず病院にいつでも行ける準備をしました。
そのままいつも通り6時ごろに二人とも目覚め、いつも通りの日を迎えようとしていましたが、どうやら妻が陣痛らしきものを訴えてきました。
なんだかお腹が痛いと。
これはいよいよかと思いました。そして、お腹が痛いから妻の背中や腰をなでてあげて、痛みのない時間には少し寝ていたようです。
陣痛について知っていることは、痛みの間隔が徐々に狭くなっていき、いよいよ産まれるようになることだけ。ちょっとこれだけだと心配なので、調べてみました。
日本の場合
陣痛が始まると病院にいきます。あたりまえですね。
日本ではその病院によってですが、長い出産に備え、食事、病室等ケアがすばらしいようです。
そして、陣痛の間は季節によって暑かったり、寒かったりするので、そういったグッズを用意しておくといいようです。陣痛が始まってからでは慌ててそんな余裕もないので、事前に準備しておくといいです。
病院におねがいすればほとんどの物は出てくると思いますが、やはり自分にあった抱き枕や気を紛らわせるものを準備していくといいようです。
ブラジルの場合
用意していくものは誰も教えてくれませんでした。
ただ出産立ち合い講習の受講申し込みしていたので、その時にいただいた準備についての紙3枚だけ。
もし、出産立ち合い講習を申しこんでいなかったら、何もなかったかもしれません。
ブラジルの出産は個人のお医者さんと公共のお医者さんとかなり異なります。
私立病院では高額な医療費、しっかりとしたケア。
公共の医者では無料の医療費、最低限の診察。
ただが良いに越したことはありませんが、内容がちょっとひどいところがあり、日本の出産を経験したかたはもう二度とブラジルで出産したくないと言っていました。
そんなことを聞かされた私達はどうすることもできないので、公共の病院でうみましたが。
まず、ブラジルの場合出産した後、子供の物がありません。タオルだったり、くるむ毛布だったり、服だったり。すべて自分で持っていかなければなりません。これが一番重要。お母さんの物もすべて持っていかないと大変なことになります。
そしていよいよ出産に突入していくのであります!