日本人夫婦が外国で出産した時の日本国への届け出 時間がかかる
日本以外での出産の場合、国籍がどうなるのか心配ですよね。
僕達の場合は色々ありました。
日本以外での出産
日本人同士の元に産まれた場合、日本の国籍を取るためには、日本にいる時と同様に申請しなければいけません。
日本国籍いらなかったら別に何もしなくてもいんですけど、出産した国によってはその国の国籍がもらえない場合があるので注意が必要です。
日本での出生届は14日以内に市役所に届ける事になっています。
海外出産の場合は3か月以内に届けなければいけません。
なんだ3か月もあると思っていたのですが、私達はなんと出産する前から、日本への一時帰国の日程がすでに決まっていたのです。
産まれてから2ヶ月ちょっとで日本に行かなければいけない。でも2ヶ月もあるから余裕だねと思っていました。
が、これが大間違い。
日本の出生届が戸籍に反映されるのは、だいたい1週間ぐらいと言われました。
しかし、海外での申請の場合、申請してから親の戸籍がある市役所への登録がかなり遅くなります。電子化されているから一瞬じゃないのかと疑問に思い、色々領事館に質問しましたが、領事館で受け取って、手続きして、それをまた親の戸籍がある市役所に送って、なんやらで2か月程かかります。
そこで、通常で領事館に届けだして、パスポート申請してってやっていたら、間に合わない。これ子供だけ乗れない状態。
そこで領事館に相談したら、速達で出生届を日本の市役所に届けるのが一番早いとのことです。
そして、登録まで一週間ぐらい。さらに戸籍抄本を受けとって、またブラジルに送ってもらわなければいけない。
まず僕がやったことは、日本にいる僕の実家、父宛に送りました。届くまで1週間かかりました。さすがに遠いので。
出生届や戸籍抄本の受け取りは両親しかできないのですが、市役所に僕の父が直接もっていって、事情があるからなるべく早くやってくれとお願いしたようです。田舎だからできるのかも。
そして、登録まで一週間ぐらい。実際は5日ででました。それをすぐに速達でブラジルまで送ってもらいました。しかし、これが着くまで2週間かかりました。どうなっているんだブラジル。
ここでやっと日本国のパスポート申請ができるようになったのです。
それでもだいたい1ヶ月かかりました。
そしてこのパスポートの受け取りには本人確認が必要なので、何と出国の当日、夜出発だったので昼に子供のパスポートを取りに行きました。ぎりぎり。
この時に必要だった書類は
・ブラジルの出生証明書
・ブラジルの出生証明の翻訳
・日本の出生届書
詳細は日本領事館に問い合わせしたほうがいいです。変更されていたらいけないので。
なんだか、色々と大変だったので、忘れないように書いておきました。
ブラジルのパスポート取得物語はまた次回。