育児に奮闘24時 イクメンレオ

長男が産まれ、無知のまま育てていたら、二人目も授かり、身動きの取れなくなった妻に代わりすべてを任されたイクメンの育児記録。出産の準備から、産後のケアまで。しかも海外って

生後2か月の乳児 飛行機で帰国する 24時間のフライト

長男が2ヶ月を過ぎたころ、日本へ一時帰国することがありました。

家がかなり田舎にあるため、パスポートを取得するのがなかなか大変でしたが、なんとかギリギリとれました。

 

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まだ生まれたばかりなのに大丈夫なのか、かなり心配でした。

でも、どうしても帰らなければいけない状況でしたので、最初は夫の私一人で帰国するつもりでいました。

しかし、一人でいるのも危ないし、子供の世話も大変だし、協力してくれる方も誰もいないので、もうこうなったら日本に帰ってしまうかということになり、家族三人でかえりました。

 

当時、長男はちょうど生後2か月半。

 

生後何日から飛行機に乗れるのか

そもそも乳児は飛行機にのれないのじゃないのか、と疑問に思うところですが、会社によって違いはあるかもしれませんが、生後1週間たてば飛行機にのれます。

 

産まれてから8日目には飛行機にもう乗れます。

ただ、そんなに早いうちに乗せる方はあまりいないと思いますが。

 

長男も無事に飛行機に乗ることができました。

 

乳児の飛行機の注意点

乳児が飛行機の予約をするときは、大人料金の10%になります。

ただし、座席をとろうとすると、小児料金を取られます。

 

座席はバシネット(ベビーベッド)がおける場所。

中央にある席の一番前には赤ちゃん用のバシネットがかけられるようになっており、トイレも近く、広々と使えます。

ですから、予約をするときは乳児の事を告げ、席を確保しましょう。もちろんバシネットも確認したほうが良いです。

早めに予約しないと、もし子供が多くなっていた場合、座席が取れない場合もあります。

 

当日飛行機に乗るときは、赤ちゃんの荷物は1つ預けることができます。サイズは航空会社に確認したほうが良いです。

そして、ベビーカーは別荷物として、無料で預かってくれます。

 

これも確認が必要です。私はエミレーツを使ったのですが、日本へ向かうときは、搭乗口まで、ベビーカーで行っても問題なかったのですが、帰りは、チェックインの時に預けてくださいと言われ、あずけました。

でも、空港のベビーカーがあるので、それで搭乗口まで行くことができました。

 

機内での過ごし方

これが一番不安でした。

しかも、途中乗継時間を含めなくてもだいたい飛行機に乗っている時間は、合計24時間以上。

大人でも大変なこの時間に、子供が耐えられるはずもなく、泣くのは当たり前です。ずっと眠っていることはありません。

 

まず、離陸時は座席を取っていない時は、例えば両親の膝の上にシートベルトを締めることになります。

大人のシートベルトをした後、そのシートベルトに赤ちゃん用のベルトをくくり、赤ちゃんを抱っこしながらベルトを着用します。

離着陸時はバシネットも取り外されてしまうので、使うことはできません。

 

ここで特に注意するのは、気圧の変化による耳抜きです。

大人は簡単にできるかもしれませんが、赤ちゃんが知るはずもないので、何か飲み物を飲ませてあげましょう。

私達の場合はまだ2ヶ月だったので、授乳していました。

ここで、やっぱり耳が痛いと感じた子は、ギャン泣きするようです。

子供用の耳栓もあるので、使ってみるのもいいです。

 

飛んでいるときはほとんど寝ていましたが、うんちなどおむつの交換はトイレでします。

トイレにはだいたい交換台があるので、それを使いますが、かなり狭いです。

うちの子はそれほど大きくなく、標準の身長でしたが、台が小さく、やりずらいです。しかも、台にはクッション等、何もついてなく、プラスティックそのままですので、まだ生まれて間もない時は、借りた毛布を交換台専用にして、使っていました。

 

そして、食事に関しては、お湯がもらえます。離乳食も用意してくれるので、安心です。食べるかどうかはその子次第ですが。

長男はまだ乳児でしたので、ミルクの粉と哺乳瓶3本、冷まし湯用の瓶1本を用意していましたが、なんせ経由地まで13時間だったので、CAさんにお湯をもらっていました。

 

着陸の時も離陸同様、耳抜きが必要になります。この時が一番緊張します。

もし泣き始めたらどうしようかと。全く身動きできませんし、トイレに逃げ込むこともできないですから。

 

さらに途中の経由地での過ごし方よく考えたほうが良いです。

エミレーツはドバイ経由でした。ドバイでは6時間くらい、空港内で過ごすことになります。この時も食事が大変。まず、哺乳瓶を煮沸なんてする場所もない。

仕方なく、スターバックスのお兄さんに、赤ちゃん用の哺乳瓶を洗ってもらいました。さらに、お湯をもらってミルクを作ります。

待ち時間も長いので、空港内でベビーカーを借りて、グルグルグルグルしていました。

 

そして、飛行機は日本へ向かうわけですが、これがまた大変でした。

日本へ行くのですから当然日本人が多くなります。

しかも、満席。全て埋まっていました。

こういう時に限って、子供は泣くものです。

海外の場合は割と子供に関しては、泣くものだから仕方ない、おれが変わってやろうかぐらいの勢いで見てくれるのですが、偏見かもしれないですが、日本の方は目が怖かったです。

 

しかも、エコノミーの一番前でしたので、ギャーギャー泣くと視線がはんぱないです。でもそんなこといっても仕方ないので、トイレに逃げ込んで、何とかやり過ごしました。CAのお姉さんたちもあやしてくれたりしました。

 

もう日本に着いた時の安堵感はかなりのものがありました。

ようやく着いた。よくやったと自分を褒めてあげたかったです。自分だけじゃなく、妻とですが。

 

 

飛行機での移動は乳児にとってかなりストレスになるように感じます。ただ、あの飛行機のゴーッっていう音は、心地よいのかよく寝てくれます。

ただ、歩けるようになった今、また帰国の時期がやってくるので、今からすでにどうしようかと考えているのであります。