1歳の好奇心 子供の叱り方
子供は1歳6ヶ月までにはほとんどの子が歩けるようになります。
だんだんと自然に歩けるようになり、走ることができる子もいます。
最近の長男君は大分歩くことが普通になってきて、最初はすぐに転んだり、ふらふらしてあるいていたのものです。
もう日課になってしまっている、午前中の散歩とお昼寝前の散歩。そして、お昼寝ごの散歩。
ほとんど散歩三昧。
歩き始めのころは、歩くのも遅くついていくのは楽でしたが、よく転ぶので、すぐそばをついて歩いていました。
しかし、だんだんと成長して、歩くのが普通になってくると、今度は走りだします。
この走るスピードが、1歳半とは思えないほどで、早歩きでは追い付けなくなってきました。
あの小さな体であそこまでスピードが出せるのかと、感動したぐらいです。
しかしであります。もう散歩が大変になってきました。
以前であれば、もう行くよといって抱っこすれば、そのまま素直に抱っこされて家に帰ることができました。
しかし、今ではいやだといって、違う方向へ走って行ってしまいます。
そこで家から結構離れた場所で、だっこしてとアピールしてきます。
これがたちが悪い。そんな遠くから家まで抱っこしていかなければいけないなんて。
でも、抱っこできるのは今の内だとおもって、抱っこして帰るのはいいのですが、ヘルニア持ってるわたくしにとっては、これまたつらい。
でも、子供がしてというなら仕方ないですね。家までずっとは無理なので、途中でおろしてまた歩かせますが。
子供の年齢1歳ごろから、好奇心が出てきます。
特にタンスやキッチンの下など、物を出してあそんだりします。
おもちゃ箱をよういしておもちゃをしまってあげても、気が付けば全部だしているといった感じです。
長男君もそんな感じで、タンスの一番下の引き出しをあけて、中身をだしてだしてします。
おもちゃのバケツがあるんですが、これまたすべてだして広げます。
さらに、キッチンの下の鍋は毎日だして、くるくる回しています。
といったように、探索したくてたまらないのでしょうね。
ここで注意しなければならないのは、注意の仕方です。
まず、子供だから言って聞かせてもなかなかやめません。どなって怒ってもやめません。じゃぁどうすればいいのか。
まず、危険なこと、絶対してはいけない事については、叱らなければいけません。
長くガミガミと言うのではなく、短く、これはしてはダメ!と。
いつもの声ではなく、低く怒った感じで。
そしてここで大事なのが、ダメと言った後、こうしようね、とアドバイスをすること。さらに、子供の気持ちを悟ってあげて、こうしたかったんだよねと気持ちを受け止めることが大切です。
あと自分の経験から、子供の目をみてしっかりと叱ることが良いのではないかと思います。
姪っ子が3歳の時、かんしゃくのような感じで、だだをこねる時がありました。
そんなとき、ギャン泣きしはじめたら、肩をしっかりともち、目を見てダメ!そして、泣き止んだら、これはこうなると危ないからダメなんだよと、二度三度話をしました。
まだ1歳半なので、言葉がなかなか伝わりにくいのもありましたが、わたしは、このようなことで失敗しました。
机の上に登ったり、タンスの物を全部出してしまったとき、余裕がなかったせいか、かなりきつく怒鳴りました。
しかし、子供はそれほど気にしていないような感じでしたが、いつからか、それは駄目だよ、とかるくしかっても、自分で自分の頭をたたくようになってしまいました。
だめだめ、長男君はいい子いい子と、頭をなでてあげてもなかなかたたくことをやめず、いまだに続いています。
これは私の責任でした。
子供を叱るのは、自分のイライラから怒ってしまうと、子供の心を委縮させてしまうのではないかと、心配しています。
でも、子育ても、いつも順調ではなく、誰もが時にはイライラして、疲れて、大変だと思うことがあると思います。
でも、子供の笑顔をみたら、あぁよかったって安心できる自分がいます。